即時型食物アレルギーの疫学

食物アレルギーの有症率は乳児が5~10%1)、保育所児が約5%2)、学童が4.6%3)と報告されている。原因食物は鶏卵、牛乳、小麦が多い。年齢ごとにその頻度は異なり、幼児期は魚卵、ピーナッツ、学童期になると、甲殻類、果物、魚類などが新たな原因となる。

1) Ebisawa M, et al. J Allergy Clin Immunol 2010; 125: AB215.
2) 野田龍哉. 食物アレルギー研究会会誌2010; 10: 5-9.
3) 公益財団法人日本学校保健会. 学校生活における健康管理に関する調査報告書(平成25年度)

全年齢における原因食物

全年齢における原因食物

新規発症例