目的

「食物アレルギーの確定診断(原因アレルゲンの同定)」、「安全摂取可能量の決定および耐性獲得の診断」の2つに分類される。

1. 食物アレルギーの確定診断(原因アレルゲンの同定)

  • 感作されているが未摂取の食物の診断
  • 即時型反応を起こした原因として疑われる食物の診断
  • 食物アレルギーの関与を疑うアトピー性皮膚炎の病型での確定診断(除去試験に引き続き行なう)

2. 安全摂取可能量の決定および耐性獲得の診断

  • 安全摂取可能量の決定(少量~中等量)
  • 耐性獲得の確認(日常摂取量)
食物アレルギー診療ガイドライン2016