即時型食物アレルギー 全国モニタリング調査
2026年 調査概要
【調査目的】
- 食品表示法 アレルギー表示の見直しに関する基礎資料とする
- 我が国における即時型食物アレルギーの現状および変遷を把握し、臨床・基礎研究に活用する
【調査方法】
調査は過去2002年~2023年にかけて3年に一度、計8回行われた全国調査を踏襲する。
①調査協力者
日本アレルギー学会専門医および日本小児アレルギー学会会員に対し調査の趣旨説明を文書で行い、協力の意思を得た先生方。
②調査対象者
「食物を摂取後60分以内に何らかの反応を認め医療機関を受診した患者」とし、食物経口負荷試験に伴って出現したものは除く。尚、食物アレルギーの診断は、診察医の判断に委ねる。
③調査項目
施設内登録番号、年齢または月齢、性別、料理形態、原因抗原、臨床症状、アドレナリン投与の有無、ImmunoCAP®値、転帰、初発・誤食の区別などとする。
④調査方法
期間内に来院した調査対象者を調査票に記入し集積する。
調査票は郵送またはE-mail送付のいずれかで回収する。
〈調査票 見本〉

⑤調査期間
2026年1月1日~12月31日、3ヶ月間を1期とし、第1期~4期に分けて調査票を回収する。
⑥調査結果
個人情報に充分配慮し、消費者庁研究事業報告書および関連学術誌に発表し、社会に広く情報を公開発信し、食物アレルギーの臨床の充実に寄与する。
【その他留意事項】
- 一施設に複数の該当医師が所属している場合、調査対象者の重複や逸脱がないよう施設内で協議していただき、代表者1名登録など、調査参加登録を工夫していただけると幸いです。
- 本調査は国立病院機構相模原病院倫理委員会において承認された研究として実施されております。ご参画いただく先生方には「既存情報の提供を行う機関」としてご協力をお願申し上げます。
当院倫理委員会の審査書類は下記リンクからご確認いただけます。下記の問い合わせ先にメールでご連絡いただければ、ファイルを送付いたします。
個人情報保護の観点から、調査への参加にあたっては事前に施設長の許可を得ていただくとともに、原則として自施設内でオプトアウト手続きを実施していただきますようお願い申し上げます。
倫理委員会 書類
こちらからご確認ください。
(パスワードは研究協力者登録サイト内に記載しています)
問い合わせ先
ご不明な点がございましたら下記までお問い合わせください。
国立病院機構 相模原病院 臨床研究センター
担当:杉崎 千鶴子
E-mail: sugizaki@foodallergy.jp
TEL 042-742-8311(代表)