症状出現時の薬物療法

  • グレード2(中等症)以上の症状には原則として治療介⼊を考慮する。
  • グレード3(重症)の症状に対してはアドレナリン筋⾁注射を⾏う。
  • グレード2(中等症)でも①過去の重篤なアナフィラキシーの既往がある場合、②症状の進⾏が激烈な場合、③循環器症状を認める場合、④呼吸器症状で気管⽀拡張薬の吸⼊でも効果がない場合にはアドレナリンの投与を考慮する。

用語解説

ヒスタミンH 1受容体拮抗薬⽪膚症状に有効であるが、アナフィラキシー出現時の第⼀選択薬ではない。30分〜1時間程度で効果が出る。
経⼝ステロイド薬作⽤発現までに数時間を要し、⼆相性アナフィラキシーを予防する可能性があるが、その効果は⽴証されていない。
β2刺激薬喘鳴、咳嗽、息切れなどの下気道症状に有効であるが、上気道閉塞(嗄声・喉頭絞扼感等)の症状には無効である。