経⼝免疫療法

定義

経⼝免疫療法(OIT)とは、「⾃然経過では早期に耐性獲得が期待できない症例に対して、事前のOFCで症状誘発閾値を確認した後に原因⾷物を医師の指導のもとで継続的に経⼝摂取させ、脱感作状態や持続的無反応の状態とした上で、究極的には耐性獲得を⽬指す治療」をいう。

⾷物アレルギー診療ガイドライン2021(案)

経⼝免疫療法の問題点

  • OIT⾃体の問題点と診療体制の問題点がある(下表)。
  • 症状誘発の閾値が不明、もしくは低い症例に、OITとしてではなく、⾃宅で増量する指導を⾏うことは症状誘発リスクが⾼いため、安易に⾏うべきではない。

経⼝免疫療法施⾏のための条件

  • IT施⾏のためには、施設及び医師に必要な条件を満たす必要がある(下表)。
  • OITは安全性への⼗分な配慮を要するため、⾼度で専⾨的な知識を有する医師が⼀定の条件下で施⾏する必要があり、⾷物アレルギーの⼀般診療としては推奨されない。

略語解説

OIToral immunotherapy